目次
カフェや飲食店の要素を支える3つのハード面とは?
開業や起業前にいろいろな注意点があり、どういう風に開業してどうやって
経営すべきか迷ってしまいますね 。いろいろな不安点の盲点を理解でき、
迷わず解決できる方法の一つです。今回は『役経営者が実際に注意している
お店の要素を支える3つのハード面』をご紹介します。
お店の要素を支える3つのハード面
1 立地
立地は1度決めてしまうとなかなか場所を変えれないというとても大事な要素
です。立地は飲食店や店舗を経営する者からしてみると非常に大事な要素に
なってきます。一般的に立地は住宅街、ビジネス街、郊外、に分けられます。
立地に応じて業態が変更されます。業態が変更されるということは、メニュ
ーや接客や雰囲気の要素も大事になってきます。 大事なことは書籍に載って
るように立地に応じた業態開発が大事になってきますが、本当に一番大事な
のは立地の様々な環境に応じて、開業後に業態開発を修正できるような能力、
問題発見解決の情熱力も大事になってきます。セオリー通り立地に応じた業
態に合わせたメニューや接客や雰囲気だけでなく、あなたが感じた必要な要
素を盛り込み、試行錯誤することであなたらしいオンリーワンのお店が、理
論的にも感性的にも魅力的なお店ができあがっていきます。とても大事な要
素です。
2 市場
大事なのは、世の中の流れです。お客様の購買力や購買パターンです。例えば
15年前(90年代)に都市部を中心にカフェブームが起こりました。その後、
国際的な金融危機の引き金となったリーマン・ブラザーズの経営破綻も外食
産業にも大きく影響されました。リーマンの破綻後の金融不安が深刻化しま
した。日本経済は物価が持続的に下落する緩やかなデフレ状態であります。
お金のかからないローカルや田舎を中心に、早期退職者を中心に車で利用
できる道の駅ブームやドライブカフェブームも起こりました。現在は日本経
済の景気が、ようやくデフレ脱却の目が見えてきた、と報道されていますが、
景気が良くなったという実感がわかないという人が大部分に達しています。
しかし、日本は80年代にピークを迎えて以後、ここ25年以上、景気を回復
させることができてません。問題は経済成長できなかった原因が要因です。
生産性の低下と少子高齢化が問題化されています。現在、日本企業は生産
性が上昇しない部分を、社員や非社員の人件費を削ることで、結果的に賃
金の上昇を抑えこんでいます。このような状況の中で外食消費力、購買力
が乏しい中で、業態を磨く必要になっております。サロンやセミナーでその
解決策を一緒に考察して磨いていきます。
3 ターゲット
どんなお客さんに来て欲しいか常に考えておくべきです。初めは売り上げが
低いこともあり、全ての客層やある程度のお客様のシーンやニーズも把握す
る必要があります。お店や店舗経営者が全部の層を対象にしてしまいますと
数年後に非常に疲れて店舗運営が赤信号が出てきます。精神的にも肉体的に
も疲弊していきいます。実際に多くの事例を拝見してきました。はじめは売
上の都合で広く間口を広げてよいですので、徐々にお店や店舗運営者が取り
組みやすい、得意なシーン、開業前のきっかけや原点となったお客様を意識
した業態開発や店舗改善をすべきです。
お店の要素を支える3つのハード面とは?まとめ
いかがでしたか。今回は実際の経営者が考えた飲食店の開業本には掲載して
いない開業前の現実的な三つの視点を紹介しました。これでお店を開店する
にあたり、閉店率の高い飲食業でも10年以上も経営出来ている現役経営者の
視点であなたも開業や起業の悩みを解決できます。今、開業や起業準備にあ
たる人やお店を運営されてる方も是非参考にしてみてくださいね。
* なお転載はお断りしております 。然るべき対応も致します。