条文
開業や起業前にいろいろな注意点があり、どういう風に開業してどうやって経営すべきか迷ってしまいますね 。いろいろな不安点の盲点を理解でき、迷わず解決できる方法の一つです。今回は『 現役経営者が考えている10年続ける店舗経営者の4つの視点とは? 』を説明していきます。
小見出し
１・初期投資額を少なくする。
２・店舗経営は長期マラソンである。
３・経営者の日々の成長
4・持続的可能な経営のための種まきを意識する。
内容
１ 初期投資額を少なくする。開業前に開業計画書を作ります。開業計画書の収支計画表には、繁盛、通常、閑散によって売上の予測を建てて行きます。いざ開店すると、 開業時の一時的に繁盛を経験し、2ヶ月目や2年目は通常期や閑散期を経験する場合もあります。閑散期を経験することは今の飲食業界の状況によっては考えられます。例えば 店舗の代表者として小規模な店舗を開業した場合、当然ながら店舗の売上を伸ばすことを考えるでしょう。ただし、この場合、経験することでわかると想像できますが売上を伸ばすということは人や物やお金も先に事前に準備も必要です。
もう一つは初期投資額を少なくすることです。いざ開業したらご経験されて理解できてくることが①売上を伸ばすより初期投資を少なくすることの方が有益であるということです。 ②初期投資を少なくすることでも開業当初は予想以上の必要経費や出費が数年間予想されます。③初期投資額を少なくすることは自分一人で対応できることですので、売上を伸ばすことよりも取り組みやすく開業後も確実に効いてきます。
単純に初期投資額を少なくするということではありますね床を木にするのかセメントにするのか自分たちでどこを優先にするかということです。
２ 店舗店舗経営はマラソンです。たぶん開業前には予想がつかない想像がつかない視点かもしれません。①周りの意見や指摘に振り回されないようにしてください。②店舗経営や運営であなたを一番支えてくれてる一番近くにいる人たちに、バランスよくコミュニケーションをとってください。③一番コアな人たちのたわいもない会話を聞くことも大事です。④店舗経営者の体や心のケアを意識してください。小さな店舗の場合一人での店舗業務が長年も続くと精神的にも 辛くなってきます。この負の流れを理解しておくことが大事です。②番の要素を大事に自分自身のケアをなさってください。
３ 経営者の日々の成長と持続的経営のための種まきを意識する。
私の場合開業10年以上歩んでいく中で、開業一年目と開業10年目とでは大事な原点や信念は変わらず、開業1年目では、武器となる部分が若さならではのセンスや体力から、 10年目以降は成功事例失敗事例 などの知恵や差別化された考察や行動で勝負しています。また若さならではの情熱と未熟さから、徐々に、周りの人材の適材適所や人間的な徳をするように変わってきています。
変わるというよりは状況が代わり変わらないといけないという現実があります。自分だけのことではなく、周りのことや天変地異など様々なことでぐっと耐えていかないといけない時もあります。日本の人口減少やサービス業の現場においては油断をしておくと足元をすくわれることがあります。ですので自分の心と体の空いてるスペースを少しでも意識して行くことも大事であるということをスタートから意識しておいてください。
4 ・持続的可能な経営のための種まきを意識する。
まず 持続可能性という言葉とは『 多様性と生産性を期限なく継続できる能力のことで持続可能な発展 』を意味してます。つまり将来にわたって持続できることを意識することです。
事業計画書を考案した当初の計画と長年やっていく中で、当初の計画と異なる事業や店舗業態の変更も予想されます。状況に応じて発生する新規事業や業態開発を立ち上げないといけない時もあります。この場合、すぐにこの事業を始めるということではなく、少しずつ、期間毎にお客様や周りの人たちに伝えていくことが大事です。
つまり一貫したビジネスを少しでもお客様や周りの人たちに伝えながら新しい取り組みをのに臨んでください。また店舗経営者の場合体力的にも精神的にも難しい時期が当然出てきますその場合でも店舗の経験を活かした新しいビジネスや派生したビジネスを少しずつ店舗運営中にも取り組んでいくことが大事ではないでしょうか。
例えば飲食店の場合は職の経験を生かしたコンサルタント、商品開発力を活かした食品の小売商品の開発、営業時間の拡大、テイクアウトの商品の充実化などあげられます 。新しい取り組みをなさる場合は、時間配分や集中する取り組みなど他の記事にもご参考になさってください。
大事なことは
①10分でも意識空き時間を作る。
新しいサービスを考える時間、メモ用紙、鉛筆を用意し、店舗の一番目だスバックヤードで自分なりにいつでもフィードバックできるようにしておきます。
②メリハリをつけた取り組み。
メリハリをつけて、本業の店舗運営と新しい取り組みの時間投資を気持ちの切り替えをうまくなさって、楽しい店舗経営や運営を意識付けしましょう。例えば、お店の開店前の時間のギリギリまでやってしまうとその新しい頭のモードのなかで店舗運営もしてしまい、融通、効率、快適さの欠如を経験したことがあります。ですので、開店前の30分までには、きっぱり終えて、本来のやるべき業務にやれるように、クールダウンと集中力を高めていきましょう。「先ほどは・・・までやった。よし、今度は、本業の・・・だ！」という感じで自分の脳に伝達するようなイメージです。
③毎日、毎週、毎月とすこづつ布石を打つ。
店舗経営と運営もあるなか新たな取り組みを短期間で結果を出すことは極めて困難です。毎日、毎週、数ヶ月、数年と望んでいけるよう時間配分と意識つけを意識していきましょう。長期でもうまくいく！というぐらいの心の持ち方で、経営的にも、精神的にも、きっとうまく向上していくでしょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は実際の経営者が考えた飲食店の開業本には掲載していない開業前の現実的な三つの視点を紹介しました。これでお店を開店するにあたり、閉店率の高い飲食業でも10年以上も経営出来ている現役経営者の視点であなたも開業や起業の悩みを解決できます。今、開業や起業準備にあたる人やお店を運営されてる方も是非参考にしてみてくださいね。
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