良いテナント物件を見つけるには、良い不動産会社と出会うことが重要なポイントとなります。では、「良い不動産会社」の見分けるにはどうすれば良いのでしょうか?
ここでは、理想の物件にたどり着くための良い不動産会社の見つけ方について詳しく説明していきます。
良い不動産会社とは
1.出店先のエリアに精通している。
具体的な出店エリアが決まっていない場合は、おすすめのエリアを提案してもらえる。
2.問い合わせから返信までのレスポンスが早い
問い合わせ後、1~2営業日以内での返信が目安。
3.ヒアリングがしっかりしている
オフィス移転の目的など、クライアントの要望を汲み取れているか。
4.契約~開業までのプランニングがしっかりしている。
見積もりの作成、開業(店舗オープン)までの工程表作成など、トラブルを回避するための事前準備ができているかどうか。
5.コストダウンの提案ができる
提携業者による内装工事の割引や機器の安価な販売だけでなく、以前に入居していた
会社の内装が残っている「居抜き物件」の紹介など。
6.担当スタッフのレベル
新人スタッフの場合、上司からのバックアップがしっかりしているかどうか。
不動産会社のホームページで判断する
対象の不動産会社が自社のホームページを持っている場合、どのような情報を掲載しているかで、良い不動産会社かどうかを見分けるきっかけとなります。
1.対応エリアが明確である
「東京○○エリアに特化」などの文言があるか。
2.物件数が充実している。
やはり、ホームページに多数物件が掲載されている方が、選択肢が広がります
3.物件の更新が行き届いている。
新着物件があるかどうか
※物件情報に「New」マークなどが付いているかで判別できます。
4.古い物件情報が放置されていないか。
問い合わせをした物件が既に存在していない可能性があるため。
※物件情報ページに、「物件登録日」「物件更新日」などの表記があれば判別できます。
5.ホームページのメンテナンスができているか。
「お知らせ(更新情報)」欄があれば、日付(物件登録日・更新日)が古くなっていないか。
6.スタッフ紹介ページがあるか
スタッフの顔やコメントを確認することで、その不動産会社の雰囲気が判別できます。
また、問い合わせする側にとっても、スタッフの顔が見える分、親近感を抱きやすくなります。
7.お客様の声(成約事例)が掲載されているか
その不動産会社が今まで対応してきたお客様の声(成約事例)を確認することで、どのエリアの取引が多いのか、また、自分の会社と同規模の事例があるかなど、参考に
することができます。
8.店舗の開業に関連したページが用意されているか。
「開業の流れ」など店舗オープンについて説明しているページが多いほど、その不動産会社がテナント物件に注力しているかがわかります。
物件情報ページで判断する
自社ホームページを持たず、ポータルサイトへの物件掲載のみを行っている不動産会社の場合は、1物件ごとの情報量によって判断すると良いでしょう。
1.物件写真が多数掲載されているか
例えば、価格やフロア面積など、いくら数値上のスペックが希望通りでも、建物外観写真と間取り図面だけでは、物件のイメージがまったく湧きません。
物件写真が多いほうがよりイメージしやすいですが、やみくもに写真が多いだけでなく、
物件全体がイメージしやすいよう、必要な写真がしっかりと揃っているかも重要です。
・良い写真掲載の例
1)外観(物件全体)
2)内観(各フロア)
3)トイレ
4)共用部分
5)周辺施設の写真(最寄り駅、銀行、コンビニなど)
2.おすすめコメント、備考欄が充実しているか
ここにもたくさんの情報が詰まっており、物件の詳細な情報を知ることができます。
また、おすすめコメント欄に、物件担当者の写真つきで掲載されている場合も良い不動産会社であるといえるでしょう。
まとめ
良い不動産会社の見分け方いついて参考になりましたでしょうか?不動産会社には「テナント物件」「賃貸アパート・マンション」「売り住宅」など不動産会社ごとに得意分野が存在しています。本記事を参考に、店舗用のテナント物件が得意な良い不動産会社を探してみてください。