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【カフェ飲食店開業経営】店舗経営者が取り組む三つの管理業務
開業や起業前にいろいろな注意点があり、どういう風に開業してどうやって経営すべきか迷ってしまいますね 。いろいろな不安点の盲点を理解でき、迷わず解決できる方法のきっかけになります。今回は『10年以上経営する現役店舗経営者だからこそ視えてくる、【カフェ飲食店開業経営】 店舗経営者が取り組む三つの管理業務』をテーマにご紹介します。
- 第一の問題、毎月の経費管理
- 第二の問題、毎月の帳簿管理
- 第三の問題、毎月の販促方法
- 店舗経営者が取り組み三つの管理業務(まとめ)
第一の問題、毎月の経費管理
カフェや飲食店などの店舗を経営していく上で、毎月の経費管理が必要になっていきます。経費管理とは、店舗の運営に必要なお金を管理することです。店舗は経営の安定を確保するために無駄な経費を削減する必要があります。使えるお金は有限であり、適切に使用されているかを把握することが大事になってきます。
予算を策定し、その使用状況を把握する
適切な経費管理を行うためには何をすれば良いのでしょうか?答えは意外とシンプルで、予算を決めて、その使用状況を把握することです。例えば、毎月の売上額と 毎月の経費額を エクセルシートに落とし込み、経費がどれくらい使われているかを管理することです。人件費、食材費、家賃、カード支払い額、そのほか(臨時経費)、全ての活動に予算が決められます。適切な経費管理とは、実際、経費がどれくらい使われているかを管理することです。管理することで1年ごとに把握できるため、年ごとで確認でき、売上額、利益額など確認できます。
第二の問題、毎月の帳簿管理
帳簿の管理は、店舗業、飲食業では時間の制約が多く、開業当初はまったく理解できないほど面倒な作業ではないでしょうか。お近くの商工会議所の帳簿管理のアドバイスをうけることが出来ます。帳簿管理は重要なのですが、忙しいというあなたにここだけはやっておいて欲しいというポイントだけお教えします。
まず、売上金の管理です。前日の売上金の管理をちゃんとしておく必要があります。お店のレジの清算レシートを毎日保管しておくやりかたです。
次に、材料在庫管理です。納品書などをきちんと残して、在庫とのすり合わせを定期的に行います。確定申告の際には必要になってきます。
参考テンプレート 商品別実績集計表(月別)(飲食業用) 商品別実績集計表(月別)(飲食業用)とは、商品別の毎月の売上実績を管理する表です。商品をジャンルに分けて月別の売上情報を入力することで年間の店舗売上実績管理ができます。
最後に人件費の管理も大切です。給与台帳、源泉徴収簿、タイムカード、年末調整資料、通帳、履歴書などを管理しましょう。その他に、社員を採用した場合、労働基準監督署の調査とか予想されますのでしっかり上記の資料を用意しておくべきです。
第三の問題、毎月の販促方法
開業された場合、予想以上にお店の存在自体を認知されていません。
1 食べログ、retty、ぐるなびなどの集客サイト
2 facebookやグーグルのアドセンス広告などのネット広告
3 店頭、地域の見込み客、口コミ、常連客、HPからの来店
などに振り分けられます。集客サイトの場合、有料・無料のサービスの違いがあります。facebookやグーグルのアドセンス広告の場合、広告代金の費用や広告期間を自分で決定することが出来ます。例えば、私共の場合はネット広告も自ら設定をして取り組んでおります。売上や季節に応じて設定できますので、大変効率的に販促活動をおこなっております。特にグーグルのアドセンス広告の設定は店舗経営者としては難易度の高い広告媒体です。しかし、明らかに他店との差別化につながります。(私自身も大変苦労しましたので、コンサルサービスのオプションで指導いたしております。)
(店舗経営者が取り組み三つの管理業務)まとめ
今回は店舗経営者が取り組み三つの管理業務 簡易版 を まとめてみました。
- 毎月の経費をしっかりと把握して抑える。
- 毎月の帳簿をきちんと管理する。
- ご自身の店舗の立地の特徴と見込み層とご自身が目指したいターゲット層と店舗業態に合わせて、販促管理をする。